■新生瓦屋根 塗り方のコツ | |
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1.古い塗膜のはがれかかった箇所は、皮スキ・ワイヤーブラシ、サンドペーパーなどで落とします。油汚れは「ペイントうすめ液」を含ませたウエスで拭き取り、泥、ホコリ、苔、藻類などはデッキブラシやほうきで除去します。ツヤの残っている塗膜の上には軽くサンドペーパーをかけ、表面を荒らしておきましょう。ひび割れ、穴・欠けなどがある場合は、事前に修復しておきましょう。 | 2.塗る面はデッキブラシやほうきで水洗いして、ゴミ、ホコリ、苔、藻類などを取り除きます。 塗らない部分や境目は、マスキングテープ、ポリマスカーなどでカバーします。 |
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3.スレート瓦、セメント瓦、新生瓦などの吸い込みに多い面、荒れた面に塗る時は、下塗りとして「油性シーラー」を塗って、瓦の表面を固めておきましょう。また、シーラーを下塗りすることで、上塗り塗料との密着も良くなります。 | 4.塗料をよくかき混ぜた後、はしごを架けた所から一番遠い所から塗り始め、最後にはしごにたどり着くように逃げ道をつくりながら行います。塗りにくい隅やコーナー部分から、先に筋違刷毛で塗りましょう。広くて平らな面についてはローラーバケを使います。 |
●高い所を塗る場合は、塗料が飛び散ることがあるので、事前に周辺にある車などは移動しておきましょう。また、安全ベルトなどの転落防止をしましょう。 ●気温5℃以下、雨天、湿気が高い(85%以上)とき、および風が強い日には塗らないで下さい。また、夏場の暑いときも熱中症や熱射病になりやすいので避けて下さい。 ●シーリング材(コーキング材)には塗料が付着しないものもあるので注意しましょう。(シリコンコーキングなど) ●刷毛塗り、ローラー塗りの場合はうすめずにそのまま塗装できますが、刷毛がかすれたり、塗りにくい時は、5~10%の比率で薄めて下さい。(水性塗料は水、油性塗料はペイントうすめ液等) ※油性塗料の場合は、種類により専用うすめ液が必要となる場合があります。 ●一度に厚塗りせず、2回塗りで仕上げましょう。特に瓦の重なった部分は先にハケで塗料を押し込むように塗装しましょう。 ●塗料が完全に乾燥したら、瓦の重なり部分に皮スキやスクレーパーなどを差し込む縁切りという作業をして下さい。(※瓦の重なり部分が塗料で固まると雨水が屋根の内側へ入り込む現象が発生し屋根材を傷める原因となります) |
■トタン屋根 塗り方のコツ | ||
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1.古い塗膜のはがれかかった箇所は、皮スキ・ワイヤーブラシ、サンドペーパーなどで落とします。油汚れは「ペイントうすめ液」を含ませたウエスで拭き取り、泥、ホコリ、苔、藻類などはデッキブラシやほうきで除去します。 | 2.塗らない部分や境目は、マスキングテープ、ポリマスカー、新聞紙などでカバーします。ひび割れ、穴、目地など雨水が入りやすい所は、建物用シーリング材(コーキング材)などで埋め、できるだけ平滑に修復しておきましょう。 | 3.トタン屋根の古い塗膜やさびを落として生地が出た所には、先にさび止め塗料を部分塗りしておきましょう。 |
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3.塗料は缶のフタを開封前に良く振り、開封後には撹拌棒などで、缶の底までしっかりと撹拌して下さい。 | 4.塗料をよくかき混ぜた後、はしごを架けた所から一番遠い所から塗り始め、最後にはしごにたどり着くように逃げ道をつくりながら行います。塗りにくい隅やコーナー部分から、先に筋違刷毛で塗りましょう。広くて平らな面についてはローラーバケを使います。 | ※使い終えた刷毛や用具は新聞紙などで拭き取り、その後「ペイントうすめ液」または「ハケ洗い液」などでお洗いください。さらに中性洗剤入りの水で洗い陰干し後ビニール袋に入れて保管してください。 |
●高い所を塗る場合は、塗料が飛び散ることがあるので、事前に周辺にある車などは移動しておきましょう。また、安全ベルトなどの転落防止をしましょう。 ●気温5℃以下、雨天、湿気が高い(85%以上)とき、および風が強い日には塗らないで下さい。また、夏場の暑いときも熱中症や熱射病になりやすいので避けて下さい。 ●シーリング材(コーキング材)には塗料が付着しないものもあるので注意しましょう。(シリコンコーキングなど) ●刷毛塗り、ローラー塗りの場合はうすめずにそのまま塗装できますが、刷毛がかすれたり、塗りにくい時は、5~10%の比率で薄めて下さい。(水性塗料は水、油性塗料はペイントうすめ液) ●新しい亜鉛引きトタンは塗料の付着が悪いので半年ぐらい放置後、表面のギラギラがなくなってから「さび止め」を下塗りし、充分に乾燥後塗装して下さい。 |